ARとは、視覚的に現実の世界にデジタルの情報を反映させることができる技術です。
スマートフォンやタブレットで名刺やチラシ等の印刷物をカメラで写します。
すると、動画や静止画、3D等のコンテンツが、カメラを通して現実世界の中に存在しているかのように表示されます。
「画像から読み取る」という点で混同されがちなQRとARの違いをわかりやすく表にまとめました。
比較内容 | QR | AR | ポイント |
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認知度 | ○ | △ | QRは「既存のコンテンツ」ですがARは使い方アイディア次第で「様々な活用ができるコンテンツ」といえます。 ただし、アプリケーションのダウンロードが不可欠です |
デザイン性 | ☓ | ○ | どんな画像でもマーカーとして設置できるARはデザインを損ないません。 また既存の印刷物や販促物をマーカーとして設置することで、新たに印刷をするコストを抑えることが可能です |
拡張性 | ☓ | ○ | QRはURLリンクのみですが、ARは動画・音声・画像・テキストを直接表示させることができ、また表示後任意のURLへピンポイントでの誘導も可能です。SNS誘導もできます |
公開性 | 公開 | 非公開 | ARは専用コンテンツサーバに設置情報はあるため利用者のみ閲覧可能で秘匿性に優れています。 イベントや印刷物に付加価値をつけられ、悪用される心配もありません。 |
マーカー自由度 | ☓ | ○ | QRはあとからURLの変更ができません。 ARはマーカーの作成変更が自由であり一定期間のみ配信など随時変更が可能です |